その3-船台搭載
平成23年8月4日の起工式後、造船所内で組み立てられたブロックの内、最初に船体中央部の2つのブロックが、平成23年11月11日船台に搭載されました。
まず、船台にブロックを搭載する際には、盤木と呼ばれる船体を支えるベッドを造ります。この盤木は、セメントや木などからなり、船体の形状に合わせて設置され、これにより船体を直立に保ちます。
ブロックは、大型のクレーンで吊り上げられ、船台に順次運ばれます。そして、それぞれのブロックは、人の手によって溶接で接合され、船が完成していきます。
約5か月後、この船台を滑り進水の運びとなります。