第8回マルエーグループ安全大会
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令和5年11月8日(水)18時より「フェリーあけぼの」の車両甲板にて、九州運輸局鹿児島運輸支局長や協力会社役職員の皆様をご来賓にお迎えし、過去最高の総勢240名の参加を得て、第8回「マルエーグループ安全大会」を開催いたしました。
冒頭、大会会長であるマルエーフェリーの有村社長から「我々が絶対に忘れてはならない事故がある。それは2009年11月13日にフェリー「ありあけ」が三重県沖で大波を受け横転座礁するという大事故だ。最大の事故原因は現場から経営部門までの全てのセクションでどこかに油断が同時多発的に発生した結果だ。これを防ぐ為には油断や危険行為に関しては、率直に言える風土の育成が重要である。事故の連鎖を断ち切るために、毎日漫然と過ごすのではなく安全に対する意識を高め、もっと五感を働かせて緊張感を持ち安全管理に努めてもらいたい。一人ひとりがプロの意識で日々緊張感を持ち全ての事柄に取組んで頂きたい。来年こそは無事故で素晴らしい年になる様に、企業理念を忘れることなく真剣に取り組むことを切望する。」との挨拶に始まり、鹿児島運輸支局長様からも「自主的な取組みに対して敬意を表されるとともに、運輸・交通事業においては輸送の安全確保が第一であるという共通認識のもと、安全風土の定着を図るため、さらなる安全性の向上に向け、引き続き安全対策に努められることをお願いします。」とのご挨拶を頂きました。
最初に事故及び災害防止に貢献したグループ企業5社、14名の社員を表彰した後、この一年間にフォークリフトによる重大事故が多発したことを踏まえ、ロジスネクスト九州の方をお招きし「フォークリフトによる労働災害の防止に向けて」と題した記念講演を行って頂きました。次に奄美海運の前田運航管理者の指導の下、参加者全員での「指差し呼称」を行い、大会会長から来年の幹事会社である第一海運の木幡社長へ大会記念品として「LED合図灯」が贈呈され、杉町安全管理対策室長より「マルエーグループ全体の連携強化を推し進め、事故や労働災害のない安全文化の構築を目指し、全力を挙げて日々の業務に邁進することを誓う。」との大会宣言が発せられ、最後に本坊社長から「安全運航並びに労働災害ゼロを目指そう」との言葉で大会は締めくくられました。